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口腔顔面疾患のはり施術
大学病院歯科麻酔科での鍼灸施術の経験から、
親知らずを抜いた後のオトガイ部(あご)の麻痺、舌の麻痺、インプラント手術後の麻痺、歯の神経を取った後に残るしびれや痛み、三叉神経痛、舌痛症、口腔顔面領域の手術の後遺症の施術を専門にしています。
下歯槽神経麻痺(オトガイ神経麻痺)や舌神経麻痺の鍼灸施術は神経の修復を促すために行います。
血流をよくし、神経の修復を促す目的で鍼灸施術を行います。
そのためには、麻痺の範囲を細かく調べ、神経の通っている場所を把握し、丁寧に施術していきます。通常、使われるツボとは別に、舌や口の中に存在するツボにも施術を行います。その方法は特殊なため『口腔顔面領域の知覚異常に対する口腔内刺鍼の経験』(全日本鍼灸学会雑誌、2016年第66巻1号、37-42)で発表させていただきました。
抜歯による神経への作用が軽微な場合は、何もしなくても3ヶ月ぐらいで症状が良くなる方が多いです。
まずは発症してから1ヶ月は投薬治療で様子をみることをおすすめしています。1ヶ月を経過してぐんぐん良くなっているのを実感できればそのまま3ヶ月様子をみてもいいかと思います。
しかし、1ヶ月様子をみていて症状がひどくなっている場合や、全然症状が良くなっていない場合は3ヶ月を待たず、なんらかのアプローチを試みることをおすすめします。
特に、症状がひどくなっている場合は専門の病院で診ていただくことをおすすめします。
アプローチを試みる場合はできるだけ早期に行った方がいいと考えています。大体、症状が固定するのに6ヶ月から1年と考えているからです。
発症から1年経過してもなお残っている症状はそのまま残ることが多いです。
しかし、1年を経過してもなお継続してはり治療を行っている患者様の中には変化を感じておられる方もいらっしゃいます。
当院では患者様の自覚症状だけではなく、初回、5回、10回…と治療を重ねていく中で、必ず知覚の検査を行い、変化があるのか、症状が固定しているのかを確認しています。変化がある場合は施術を継続し、変化のない場合はその旨を患者様に説明しています。
神経損傷し、三叉神経再生治療(顕微鏡視下の修復治療)を行った患者様にも施術を行っています。修復術を行った後も麻痺やしびれなどは継続していることが多いです。その場合、神経の修復を後押しするような鍼灸施術を行っています。
一度お電話にてご相談くださいませ。
歯やお顔の痛み・しびれのお悩みに尼崎市(塚口)にあるYNSAの紗楽(SARAKU)鍼灸院
最寄り駅は 阪急の塚口駅もしくはJR立花駅
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※女性専門鍼灸院(ご紹介の場合、男性も可)
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