小児脳性麻痺と頭皮針
- saraku8
- 9月9日
- 読了時間: 3分
『頭皮針』とは
頭皮に針をする方法のことをいいます。
頭皮針は脳に近いこともあり
脳神経疾患に用いられることが多々あります。
頭皮針の方法は中国式の頭皮針
『朱氏頭皮針』や『焦氏頭皮針』などがありますが
日本式の頭皮針に
『山元式新頭針療法(YNSA)』があります。
当院では山元式新頭針療法を積極的に行っています。
YNSAは
脳梗塞の後遺症、パーキンソン病など脳神経疾患によく用いられます。
脳神経疾患によく用いられるため小児脳性麻痺のお子さまに施術させていただくこともあります。
YNSAでは通常よくみる『ごう鍼』と呼ばれるものを使い
『ごう鍼』の方が効果が出やすいです。
ごう鍼は通常鍼治療でみられる針のことをいいます。
髪の毛のないところであれば
『置き針』といわれるものも使用可能です。
『置き針』の形状としては
丸い肌色のテープの真ん中に0.3mm~1.5mmの針先が出ていて
それを刺激したい部分に貼付します。
当院では怖くて刺激を受け入れられないお子様には
皮膚に刺さらないタイプの「圧刺激」を加えるタイプの置き針を使用し
きちんと効果を出すためにちょっと頑張れるお子様には
0.6mmの針先の出ている置き針を使用しています。
もちろん、置き針でなく普通の針を受け入れられるお子様には
普通の針を使用しています。頭皮のポイントにしっかりさすためには
ある程度の太さの針が必要です。
置き針は貼付して帰っていただいています。
保護者の方には扱い方法をしっかりとお伝えします。
学校やリハビリの先生方の理解があるようでしたら
そのまま2~3日貼ったままにしていただきます。
貼ったままにしていただく方が効果が長持ちします。
もしも針先がある置き針が脱落してしまうと困るという場合は
1日でもしくは学校に行く前にはずしていただくようにしています。
幼児、小学生のお子さまの施術を行っています。
今のところ小児脳性麻痺の赤ちゃんの施術は行っていません。
当院に来院の際は、お子様とよくお話をしていただき、
こんな感じで施術をするよ。とお伝えください。
どうしても嫌な場合は、無理やり施術を行うことは難しいです。
当院でもお話をしながら施術を進めるようにしています。
歯やお顔の痛み・しびれのお悩みに尼崎市(塚口)にあるYNSAの紗楽(SARAKU)鍼灸院
最寄り駅は 阪急の塚口駅もしくはJR立花駅
兵庫県尼崎市栗山町1丁目21-30-2
TEL 06-7509-5017(完全予約制ですのでお電話にてご予約をお願いいたします)
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